• アリG

GGインタビューVOL.002


創業大正11年。紛うことなき偉大な歴史に彩られた老舗弁当・仕出し調製店が名古屋駅の目の前にある。その名は「松浦商店」。

名古屋人なら誰もが知る駅弁「天下とり御飯」を製造、販売をする松浦商店の次代を担う男、HIRO MATSUURA。規制の多い駅弁業界で彼が仕掛けるガーリックアプローチとは――。(取材:おってぃーG/撮影:ドクG/文:アリG)

(文中敬称略)

​にんにくにもっと遊びがあっていい

HIRO MATSUURA(左)とおってぃーG(右)

おってぃーG(以下おってぃー)「本日は遅い時間にもかかわらずお時間を作っていただきありがとうございます。」

松浦専務(以下HIRO)「こちらこそご訪問いただきありがとうございます。」

おってぃー「先日は第2回ゴッドガーリックファンミーティングへのお弁当のご提供まことにありがとうございました。」

HIRO「いえいえ。こちらこそ食べていただきありがとうございます。今回のファンミーティングには何名参加されたのですか?」


おってぃー「このあいだは35名の参加をいただきました。」


HIRO「すごいですね。私はちょうど参加できませんでしたので次回は参加したいですね。」


おってぃー「ぜひお願いします!」

HIRO「それにしてもこのゴッドガーリックのパンクなデザインはインパクトがすごいですね。」

おってぃー「我々の合言葉、明日のことは気にするな!を肯定するデザインになっています。」

にんにくが駅弁業界に問題のない社会

おってぃー「ファンミーティングにご提供をいただきました天下とり御飯ガーリックライスバージョンですが、参加者のみなさんから大変好評をいただきました。」

HIRO「ありがとうございます。まだ改良の余地があると思いますのでまた考察します。」


おってぃー「みなさん、新幹線に乗って天下とりガーリック御飯を食べる姿を想像しながら食べていました。」


HIRO「あれを新幹線に持ち込んだら間違いなく問題になりますね。笑」


おってぃー「そういった認識がなくなる社会になるようがんばって活動していきます!今まではこのような斬新な駅弁メニューというのはなかったですか?」


HIRO「そうですね。言い方は語弊がありますが、あそこまでふざけたメニューはなかったですね。」


おってぃー「超ロングセラーのお弁当にあそこまで挑戦的なアレンジを加えて新しいものを作るという姿勢が大変勉強になりました。」


HIRO「駅弁だと様々な規制が多いので販売へのハードルは高いと思いますが、最近別業態でお惣菜の販売を始めまして、その中でシューマイや餃子の製造を始めました。そこに大胆なアプローチを施したいなと思っています。」

おってぃー「例えばどんなアイディアがありますか?」​

HIRO「国産にんにく1個まるごとはいったような餃子やシューマイの上ににんにく1片がのっかっているようなものなどいろいろ考えています。」

おってぃー「攻めていますね!」


​オファーをもらった時にはワクワクした

おってぃー「当初、ゴッドガーリックからにんにく料理の提供リクエストが来た時はどう思われましたか?」

HIRO「僕自身にんにくが好きだったので天下とり御飯ににんにくを合わせたらどうなるのかなという興味はあったのでおもしろい機会になるなと思いましたね。」


おってぃー「ファンミーティングで集計したアンケートをもとに御社の中でも議論がなされるのでしょうか?」

HIRO「現場からの声なんですが。ご飯を炊くときににんにくも入れて炊いたんですね。そうしたらキッチン中がとんでもないにんにくの香り包まれまして。。。現場の社員さんからは「この弁当、本当に商品化するんですか?」と困惑の表情で質問を受けました。笑」

おってぃー「ご迷惑をおかけいたしました。汗」

にんにく料理と​エチケットマナーの戦い

おってぃー「先ほどにんにく料理が好きということでしたがどんな料理が好きなんですか?」

HIRO「にんにくが入ったラーメンが好きですね。」


おってぃー「同感です。」

HIRO「にんにくをひとかけら入れるだけで味が全く変わるのが魅力ですね。ラーメン以外ですと、もう無くなってしまいましたが大須にあった百老亭の餃子が大好きでした。のれん分けのお店が今も今池にあります。」

おってぃー「どんな餃子なんですか?」

HIRO「にんにくがたっぷり入った餃子で、大須に持ち帰りで買いに行くときには自宅からポリ袋を持って行って、持ち帰りで包んでもらった上からそのポリ袋で被せて帰るのですがそれでも匂いが漏れるほどの力強さでした。」

おってぃー「おいしそうですね。ぜひ食べてみたいです。」

HIRO「ただ、匂いが強いので平日には食べられないですね。どうしても営業職とかですと「にんにくを食べて訪問に来るとは何事だ」というようなエチケットマナーがありますからね。」

おってぃー「そういったものからの解放を目指して活動をしていこうと思います。」

七色のシューマイがあってもよい

おってぃー「お話の中にあったように、やはりにんにくを扱うにはいろいろ規制は厳しいのですか?」

HIRO「そうですね。駅弁だけでなく小学校の給食でもにんにくを使用することは禁止となっております。」


おってぃー「からあげにもにんにくを入れてはいけないということですか?」

HIRO「そうです。健康的なものだから食べたら子供たちももっと元気になりそうな気がしますね。」

おってぃー「給食にもにんにくへの多様化があってもよさそうですね。駅弁や給食には規制があるのは理解いたしましたが、逆に規制がない場所もあるのでしょうか?」

HIRO「例えば街のフードフェスタなどに出展する場合でしたらコンプライスは緩いので挑戦的なメニューが提供できますね。今後もいろいろなアイディアでチャレンジしていこうと思います。」

おってぃー「ファンミーティングも第3回を夏くらいに開催する予定ですのでその際にはぜひご参加していただきたいと思います。」

HIRO「その時までににんにくシューマイを完成させておきます。笑」

おってぃー「期待しております!本日はお忙しい中ありがとうございました。今後ともゴッドガーリックの活動の応援をよろしくお願いいたします。」​

店名:株式会社松浦商店

(かぶしきがいしゃ まつうらしょうてん)

住所:〒453-0015 名古屋市中村区椿町5番17号

アクセス:名古屋駅新幹線口より徒歩3分

​TEL:052-452-4506

​URL:http://www.obento-matsuura.co.jp/index.html

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